Vista on Xenを使う
Fedora上のVista、普通に使えます。
描画は速くないけど、事足りるのではないか?といった感じ。
動画もコマ落ちせずに、今のところ不満はない感じ。
とりあえずはインストール方法を紹介。
と言っても、こちらを見ていただいた方がわかりやすいと思われる ![]()
オープンギャラリー:Xen 3.0.4(Core 2 Duo編[Linux])
http://www.ne.jp/asahi/open/gallery/linux/xen/xen3x64vt/xen3x64vt.htm
Xenのインストールは特に問題ないだろうから掲載略。
前提。
- Intel VTやAMD-V対応CPUを利用
- XenカーネルでLinuxを立ち上げる
ディスクイメージ作成
Vistaをインストールするディスクイメージを作成する。
dd if=/dev/zero of=/path/to/vista.img bs=1024 count=10240
これで/path/to/vista.imgという10GBのファイルが出来るが、このファイルサイズは大して大きくない。
lsコマンドでは10GBあるが、du vista.imgとすると実サイズがわかる。
パフォーマンスを考慮して、あらかじめディスク容量を確保しておくことにする。その場合は以下のようにする。
dd if=/dev/zero of=/path/to/vista.img bs=1024 seek=10240
10GBのファイルをここで作成するため、少々時間はかかる。
設定ファイル作成
雛形となるファイルが/etc/xenにあるのでこれを利用する。
cp /etc/xen/xmexample.hvm vista.hvm
以下が変更箇所。diff風に表記。
< memory = 128
> memory = 1024< name = “ExampleHVMDomain”
> name = “vista”< vif = [ 'type=ioemu, bridge=xenbr0' ]
> vif = [ 'type=ioemu, bridge=xenbr0, model=pcnet' ]< disk = [ 'file:/var/image/min-el3-i386.img,hda,w', ',hdc:cdrom,r' ]
> disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]< boot = “cda”
> boot = “dca”< sdl=0
> sdl=1< vnc=1
> vnc=0< # localtime=1
> localtime=1< #keymap=’ja’
> keymap=’ja’
以上で設定ファイルの作成を完了する。
memoryはメモリ量を決定する。単位はMB。
nameはDomainの名称。
vifはネットワーク関係の設定。
model=pcnetと追記しない場合、ネットワークデバイスはRealtekとなる。これだとなぜかネットワークにつながらない。そこで、pcnetをネットワークデバイスとして使う。
diskはディスクの設定。リアルデバイス, 仮想デバイス, 読み書き設定って並び。
bootに並んでいるアルファベット順に起動すると思えばいい。dcaとしたのは、CD-ROM, HDD, Floppyという順にしたかったから。
sdlはSimple DirectMedia Layerのことらしい。Intel VT/AMV-V対応CPUじゃないと動作しないらしい。
vncを無効にしておくことによりSDLが使えるっぽい。詳細不明。
localtimeはそのまま。ローカルタイムにするかどうか。
keymap指定で日本語キーボードに対応させている。
だいたいこんな感じだろう。
起動
CDドライブにVistaのDVDをセットする。
xm create vista.hvm
インストール
これでコンソールがあがってくるので、あとは普通にVistaをインストールする。
インストールで特に困ることはないと思う。
インストールが終わったらVistaのインストール用DVDは取り出していい。
ネットワーク設定
Vistaの設定ファイルを修正し再起動するので、Vistaはシャットダウンしておいていい。
設定ファイルのところでも少し触れたが、ネットワークデバイスをpcnetに変更した。
このデバイス用のドライバをインストールする必要がある。
Vista自体はネットワークにつながっていないので母艦(Domain0)でドライバをダウンロードする。
Windows ドライバ
http://www.amd.com/jp-ja/ConnectivitySolutions/ProductInformation/0,,50_2330_6629_2452%5E2454%5E2486,00.html
ここにある”NDIS5 Driver for Microsoft …”というやつがドライバなのでダウンロード、展開する。
mkisofs -o driver.iso -R -J {展開したディレクトリ}
としてdriver.isoを作成する。
さっき作成した設定ファイルを再度編集。
< disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]
> disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r', 'file:/path/to/driver.iso,hdd:cdrom,r' ]
このように編集したらVistaを立ち上げる。
xm create vista.img
Vista起動後に新しいデバイスが見つかったからドライバをインストールするって始まるので、ドライバをインストール。
この辺は普通にVistaを使えばOK。これでネットワークにもつながるようになったはず。
改めて編集した設定ファイルのdriver.isoの部分は不要なので削除する。
リモートデスクトップ接続
普通にリモートデスクトップの設定を行う。
接続しやすいように、DHCPじゃなく固定IPにしておくといいかも。
設定が完了したのでVista自体はバックグラウンドで動いていてくれればいい。
しかし、このままVistaのウィンドウを閉じるとそのままVistaも強制終了となってしまうので、設定ファイルのsdl部分を修正。
< sdl=1
> sdl=0
この設定でVistaを立ち上げる(xm create vista.hvm)と何も表示されなくなると思う。
でも、Vistaにはリモートデスクトップでつながるので大丈夫。
Windowsならリモートデスクトップを使えばいいし、Linuxならrdesktop 192.168.0.xxxでつながる。rdesktopのオプションに”-f”を付けるとフルスクリーンモードとなる。
あとはお好きなようにVistaを活用してください
[...] Vista on Xenを使う Jul [...]
7月 8th, 2007 at 21:54
[...] mp3で飛ぶということは、DVDとか動画とかはきついか? 設定方法は簡単。 Vistaのインストール時に作った設定ファイルにsoundhwという項目がある。 < # soundhw=’sb16′ > [...]
7月 9th, 2007 at 00:39
[...] 今回はGUIを一切使わずに仮想環境を構築した。 GUIを使うと結構便利なツールとかあるんだけど、サーバー用途なマシンでXを入れたくなかったりしたのが理由。 GUI使ったインストールは過去にやったし(^^; [...]
5月 18th, 2008 at 00:38