Vista on Xenを使う

Posted by Ken on 8th, 2007

Fedora上のVista、普通に使えます。
描画は速くないけど、事足りるのではないか?といった感じ。
動画もコマ落ちせずに、今のところ不満はない感じ。

とりあえずはインストール方法を紹介。
と言っても、こちらを見ていただいた方がわかりやすいと思われる :roll:
オープンギャラリー:Xen 3.0.4(Core 2 Duo編[Linux])
http://www.ne.jp/asahi/open/gallery/linux/xen/xen3×64vt/xen3×64vt.htm

Xenのインストールは特に問題ないだろうから掲載略。

前提。

  • Intel VTやAMD-V対応CPUを利用
  • XenカーネルでLinuxを立ち上げる
  1. ディスクイメージ作成
  2. 設定ファイル作成
  3. 起動
  4. インストール
  5. ネットワーク設定
  6. リモートデスクトップ接続

ディスクイメージ作成
Vistaをインストールするディスクイメージを作成する。
dd if=/dev/zero of=/path/to/vista.img bs=1024 count=10240
これで/path/to/vista.imgという10GBのファイルが出来るが、このファイルサイズは大して大きくない。
lsコマンドでは10GBあるが、du vista.imgとすると実サイズがわかる。
パフォーマンスを考慮して、あらかじめディスク容量を確保しておくことにする。その場合は以下のようにする。
dd if=/dev/zero of=/path/to/vista.img bs=1024 seek=10240
10GBのファイルをここで作成するため、少々時間はかかる。

設定ファイル作成
雛形となるファイルが/etc/xenにあるのでこれを利用する。
cp /etc/xen/xmexample.hvm vista.hvm
以下が変更箇所。diff風に表記。

< memory = 128
> memory = 1024

< name = “ExampleHVMDomain”
> name = “vista”

< vif = [ 'type=ioemu, bridge=xenbr0' ]
> vif = [ 'type=ioemu, bridge=xenbr0, model=pcnet' ]

< disk = [ 'file:/var/image/min-el3-i386.img,hda,w', ',hdc:cdrom,r' ]
> disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]

< boot = “cda”
> boot = “dca”

< sdl=0
> sdl=1

< vnc=1
> vnc=0

< # localtime=1
> localtime=1

< #keymap=’ja’
> keymap=’ja’

以上で設定ファイルの作成を完了する。
memoryはメモリ量を決定する。単位はMB。
nameはDomainの名称。
vifはネットワーク関係の設定。
model=pcnetと追記しない場合、ネットワークデバイスはRealtekとなる。これだとなぜかネットワークにつながらない。そこで、pcnetをネットワークデバイスとして使う。
diskはディスクの設定。リアルデバイス, 仮想デバイス, 読み書き設定って並び。
bootに並んでいるアルファベット順に起動すると思えばいい。dcaとしたのは、CD-ROM, HDD, Floppyという順にしたかったから。
sdlはSimple DirectMedia Layerのことらしい。Intel VT/AMV-V対応CPUじゃないと動作しないらしい。
vncを無効にしておくことによりSDLが使えるっぽい。詳細不明。
localtimeはそのまま。ローカルタイムにするかどうか。
keymap指定で日本語キーボードに対応させている。
だいたいこんな感じだろう。

起動
CDドライブにVistaのDVDをセットする。
xm create vista.hvm

インストール
これでコンソールがあがってくるので、あとは普通にVistaをインストールする。
インストールで特に困ることはないと思う。
インストールが終わったらVistaのインストール用DVDは取り出していい。

ネットワーク設定
Vistaの設定ファイルを修正し再起動するので、Vistaはシャットダウンしておいていい。
設定ファイルのところでも少し触れたが、ネットワークデバイスをpcnetに変更した。
このデバイス用のドライバをインストールする必要がある。
Vista自体はネットワークにつながっていないので母艦(Domain0)でドライバをダウンロードする。

Windows ドライバ
http://www.amd.com/jp-ja/ConnectivitySolutions/ProductInformation/0,,50_2330_6629_2452%5E2454%5E2486,00.html
ここにある”NDIS5 Driver for Microsoft …”というやつがドライバなのでダウンロード、展開する。
mkisofs -o driver.iso -R -J {展開したディレクトリ}
としてdriver.isoを作成する。
さっき作成した設定ファイルを再度編集。
< disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]
> disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r', 'file:/path/to/driver.iso,hdd:cdrom,r' ]
このように編集したらVistaを立ち上げる。
xm create vista.img
Vista起動後に新しいデバイスが見つかったからドライバをインストールするって始まるので、ドライバをインストール。
この辺は普通にVistaを使えばOK。これでネットワークにもつながるようになったはず。
改めて編集した設定ファイルのdriver.isoの部分は不要なので削除する。

リモートデスクトップ接続
普通にリモートデスクトップの設定を行う。
接続しやすいように、DHCPじゃなく固定IPにしておくといいかも。

設定が完了したのでVista自体はバックグラウンドで動いていてくれればいい。
しかし、このままVistaのウィンドウを閉じるとそのままVistaも強制終了となってしまうので、設定ファイルのsdl部分を修正。
< sdl=1
> sdl=0
この設定でVistaを立ち上げる(xm create vista.hvm)と何も表示されなくなると思う。
でも、Vistaにはリモートデスクトップでつながるので大丈夫。
Windowsならリモートデスクトップを使えばいいし、Linuxならrdesktop 192.168.0.xxxでつながる。rdesktopのオプションに”-f”を付けるとフルスクリーンモードとなる。

あとはお好きなようにVistaを活用してください :o

3 Responses to “Vista on Xenを使う”

  1. 音が出ない~

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